「自分はダメだ」を疑っていく | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

自分が仕事をしてない時は

外の世界でスーツを着ている人達が「普通」に見えて

皆は普通で自分は出来損ないだ、と思っていたのに

 

いざ自分が仕事について頑張って働いてみると

今度は周りの人達が涼しい表情で毎日働いているように見えて、

皆は普通で自分はやっぱり出来損ないだ、と思ってしまう。

 

そして家に帰って、疲れて何も出来ないでいると

きっとみんなはちゃんと自炊をして、掃除をして、

綺麗な家を保って健康的に生活をしているんだろう…と思って

そこでも自分は「みんなと違う」と考える。

 

でもこれって、

自分が出来損ないだから、みんなと違うのか

 

それとも「みんなは普通で自分は出来損ない」と思っているから、そういうところばかりに目が行くのか

 

どっちなんでしょうね。

 

人の脳は、なにかを思うと

それに近い情報をせっせと収集してくれます。

 

例えばお腹が空いたなと感じると

街中の飲食店がよく見つかるようになるし、

 

「今日のラッキーカラーは青」と言われると

自然と青色の物が目につきやすくなったりするのもそうですね。

 

だから、自分は出来損ないだ、おかしいんだと思っていると

別に気にしなくいいことまで見つけてしまって、

「自分が出来損ないである証拠」にしてしまったりします。

 

そうすると、

気にすればするほど、自分のダメな点が目について、

やっぱり自分はダメなんだ、と確信めいてしまう。

 

ダメな点があるからダメなのか、

ダメだと思うからダメになるのか。

 

たまには自分をダメだと思う気持ちを

疑ってみてもいいかもしれませんよ。

 

 

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