このブログでは、クライアントさまからいただいた感想を掲載しております。
みなさん私のブログよりもよっぽど良いことを書いてくださっています(笑)
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感想124
何をやってもうまくいかなかったことの原因に気づけた。
匿名希望
これまで自分は頑張れば何とかなる。物事はよくなっていくと思ってやってきました。
でも、なぜかいつもうまくいかず周りも自分もがっかりする結果になってしまうことが多かったです。
何度もうまくやろうとして頑張っても頑張っても認めらないので、
自分のことが嫌になったり、頑張ってない人を見るとイライラしてしまっていました。
それでも報われるだろう、認められるだろうと思って頑張っていました。
カウンセリングで佐々木先生には何度も何度も自分の仕事や家庭の失敗を話しました。
自分が失敗したことを思い出すだけでも苦々しい気持ちになり、こんなことを話したら怒られるんじゃないかとか、笑われるんじゃないかと思いながらたどたどしい口調で話していきました。
でも先生は、根気強くいつも自分の気持ちを代弁するように整理し、話を聞いてくださりました。
また都度その失敗の解決法について一緒に考えてくださいました。
失敗や空回りと向き合うのはとても苦しい気持ちになりますが、佐々木先生であれば話しても悪いことにならないと思うようになり、話を続けることができました。
せっかくいただいた解決法もうまく扱えず空回りを続けていましたが、
自分がよかれと思ってやっていたことが実は無意識に周りに喜ばれないことを選んでやってしまう。
そして自分も相手もがっかりしてしまい、めげずに挽回しようとまた同じことを繰り返す。
カウンセリングの中で話を続けていくうちに、同じことを繰り返していることをに気づき始めました。
どんな空回りかというと・・・
家庭内では、妻においしいものを食べてもらいたいとおもい、豪華な外食に誘って連れて行ったら妻があまり食べたいと思わないものだったようで機嫌を損ねてしまう。
沈黙の車内で運転する自分は時間もお金もかけて調べたり、喜んでもらえるかなと期待したことすべて台無しにされてしまったような気持ちになります。
そして一緒に喜んでほしかった。おいしいねと気持ちを共有できたらよかったのにそういうこともできないのか。やらないほうがよかったんだな。と自分にがっかりしてしまいます。
仕事でも新規事業のアイディアを作成して、これはみんなも楽しんで頑張れそうな企画だ!と夜遅くまで作業をしたのにもかかわらず「それ、いらなくない?」と一蹴されてしまいます。
絶対やったら面白いのに!楽しそうだねという気持ちを分かち合う余地もなく話が終わってしまいます。
無理に押したところで苦笑いをされ会社でも一人ぼっちになったような気持ちになってしまいます。
あまりにも褒められないので、あまりあったことのない人に褒められるととてもうれしくなります。
もっと褒めてもらいたいと思いその人が喜ぶようなことを考えて話をしに行きます。
でも、褒められるための話ですから何かをしようにも地力がないので続かず頓挫、その人と疎遠になっていきます。
書いていて改めて恥ずかしくなってきました苦笑
でも、こういったことを繰り返してしまう理由がありました。
実は、幼少期に母親に喜んでほしくてやったことが逆に怒られてしまい、
自分のやり方がわるかったんだと反省して
また別のやり方で挑戦しては母から怒られていたことを
社会人になっても、相手を変えて繰り返していたのです。
本当は単に母親が機嫌が悪いことが多くて
自分が何をやっても認めてはくれない。そもそもこちらを見ていなかった
ということを受け入れられなかったことが原因だったと
心理療法を受けて気づくことができました。
独りでなにくそと同じことを繰り返す。
これに気づけなければこの先もずっと認められない幻想を一生追い続けていたでしょう。
一生懸命追い求めていた幻を埋めるものが何かまだはっきりとわかっていませんが、
この負のループから抜けるきっかけをくださった佐々木先生に感謝の念が堪えません。
*このブログは毎日19時に更新されます
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