若い時、漠然と
「自分はどうやって生きていけばいいんだろう」
と焦っていて
色んな事に挑戦をして学びがあったかと思えば
手持無沙汰感で夜中ドライブしてみたり、
はたまた修行のようなことをして自分を鍛えたり、
ちょっと迷子だったのかも?って感じの時期がありました(笑)
なんか、さみしかったんですねきっと。
むなしいというか、根っこがみつからないというか。
何かありそうなんだけど、ないような
見つけられそうなんだけど、見つからないような。
そういう「ありそう」とか「見つかりそう」みたいな幻が見えちゃうと、手が届かないことにもっと苦しくなったりしてたかもしれません。
でも、今になってみれば
「まあ、人生にそういう時期も必要だったかもな」
くらいの気持ちなんですよね。
終わりよければすべてよし、じゃないけれど
「今」が良い状態になると、それだけで癒されていく過去があるな~と思ったりします。
「いやいや、迷子だったんじゃなくて
必要なプロセスだったんだ」
くらいの前向きな解釈が出来たり(笑)
人の脳って結構、適当~なところがあって、
気分が落ちている時は、もうなんでもかんでもマイナスに捉えて
「全部無駄だった」「取り返しがつかない」なんて思うクセに、
生活も気分も安定してくると、今度は「これまでの苦難は全て今日のために必要なことだった」とか「あの経験が私の糧になっている」とちゃんと思えたりします。
そう考えると、
今まで何があったとしても
今何歳だとしても
まだまだ私たちには人生に満足するための伸びしろがあるわけですね。
過去に何があったとしても、「今」が良くなっていくと
人生を少しずつ肯定できるようになります。
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