人にはそれぞれ「ちょうどいいバランス」があります。
例えば、休日のバランス。
「1週間のうち2日が休み」という同じ条件でも、
平日5日働いて、土日の2日休んだ方が回復できる人もいれば
「月曜と木曜」みたいに、こまめに休日があったほうが楽に過ごせる人もいる。
そしてその休日も、
人と遊んだり出かけたりする時間が必要な人もいれば
ひたすら寝たり、1人でもくもくと何かをする時間が疲労の回復になる人もいる。
「人と会うのは楽しいけど、疲労の回復にはならない」という人も当然いるから、そういう人は「人と会う」のと「一人の時間」のバランスを整えることが大切だったりします。
でもバランスって、「楽であればあるほどいい」とは限らなくて
例えば仕事でいうと、
家で仕事をしていた方がはかどる人もいるけど
「家でやりたい」と思いつつも、いざやってみると出勤したほうが頑張れる人もいたりする。
そういう人は、むしろ家で仕事をすると「集中出来ない」というストレスが溜まってしまって、「職場で仕事をする」というストレスよりも「集中できない自分へのストレス」が上回ってしまうこともあるわけです。
こんな感じで、
仕事と休日のバランス
交流と一人時間のバランス
自炊と外食のバランス
…と考えていくと、ただ「楽かどうか」だけではない「ちょうどよさ」が見えてくる。
そしてそれはあくまで「今の私にとってもちょうどよさ」だから、
環境の変化や自分の成長に合わせて、「ちょうどいい」も変わっていく。
自分にとっての「ちょうどいい」を記録していくと
面白いかもしれません。
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