エリク・H・エリクソンというアメリカの発達心理学者は、人生を8段階に分けて考えました。
それがこんな感じです。
①乳幼児期(~1歳半)
②幼児前期(1歳半~3歳)
③幼児後期(3~6歳)
④学童期(6~13歳)
⑤青年期(13~22歳)
⑥成人期(22~40歳)
⑦壮年期(40~65歳)
⑧老年期(65歳~)
それぞれの段階には「課題」があります。
そしてどうやらこの課題をうまく克服できるとイイものが手に入るらしいのです。
たとえば①の乳幼児期。
生まれてから1歳半までの間に、子供は親との適切な関わりを通して、信頼ができるようになります。
この信頼は、他人に対してだけじゃなくて、自分に対しても、です。
人を安心して信じられる力と同時に
自分自身について信じられる力もこの段階で獲得します。
まあたしかに、言われてみれば他人への信頼と自分への信頼って背中合わせのような存在ですよね。
「人からどう思われているか不安だ」と思うとき、
他人を信じきれないともいえるし、自分を信じきれないとも言えますね。
それよりも、そんな大事な力がそれが1歳半までに…?と思うと、あまりに早くてびっくりします。(笑)
実際に自分が1歳半までに「適切なかかわりをしてもらったか」なんて、記憶がなくて誰も分からないでしょうね。
さて、ここでちゃんと信頼感を得ることができると、人はイイものとして「希望」をゲットします。
希望があると、人は「もっと人生は良くなる」と思えるし
いろんなことにトライできるようにもなっていく。
他人と自分を信頼できて、希望も持っていたら最高な気がしてきましたね。(笑)
そして1歳半を過ぎると、次の課題へ移行します。
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