レヴィンソンという人は、人間の人生が
①0歳~22歳頃まで
②17歳~45歳頃まで
③40歳~65歳頃まで
④65歳から
という4つの段階に分かれると考えました。
そして、それぞれの段階の狭間ではこれまでの生活や生き方を変えることが求められる「過渡期」がやってくるとも考えています。
社会人になって大人の世界に足を踏み入れたり、
人によっては結婚や出産を経験したり、
昇進したり退職したり、
年を重ねて少しずつ体が変化してきたり…と
人は生きていると大なり小なり、いろいろな経験とぶつかって色々なことを考えます。
誰もが、ずっと同じ生活・同じ思考・同じ生き方をし続けることは出来ない(かなり難しい)というわけです。
この過渡期の中でも、
特に40~45歳頃にやってくる過渡期が大事!とレヴィンソンは考えています。
まだまだ若いと感じることもあれば、年老いたと感じることもあるでしょうし、
親の旅立ちを目撃する人も少しずつ増えてきたり、子どもが自立し始める経験をしたりと、身近な人の変化も感じやすい時期です。
若い時はとりあえずで頑張ってきた仕事も
この頃になると一度振りかえりたくなるものです。
人生の折り返し地点のような感覚のなかで
どうやって人生のバランスをとるのか?
どうやって生きていくのがいいのか?
という問いが自然と生まれやすくなります。
なので、悩みも自然と多くなりがち。
でも、こういう「悩み」は、必ずその後の人生をよくするために存在しているので、
ちゃんと悩み、葛藤していけば、少しずつ事態がよくなっていって、人生の地盤も固まるものです。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。