本当に求めているもの① | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

例えば、夜中にふと小腹が空いて

 

「ラーメンが食べたいな~」

 

と思ったとします。

 

頭の中をラーメンが飛び交って、

「王道の醤油がいいな~」なんて味を思い浮かべると

だんだん体がそわそわしてきて、

 

「店はもう閉まってるから、コンビニに行っちゃおうかな」

 

なんて気持ちがじわじわと高まってくるかもしれません(笑)

 

 

でもそこで、

 

「いや、ここは我慢して別なものを食べよう」

 

と、豆腐やらゼリーやら、家にある別なもので小腹を満たすと

 

「やっぱり物足りない!」

 

と感じることがあります。

 

小腹を満たす、という目的は果たしているけど

ラーメンを食べる、という希望を果たしてないと

「お腹は膨れたけど頭からラーメンが離れない」

というなんだかおかしな状態に。

 

 

また別のある時、高いブランドのバッグを見て

 

「これ欲しいけど高くて買えないな~」

 

と諦めたとします。

 

そのかわり、というわけではないけど

なんとなく安い服やバッグの通販サイトを眺めていたら

あれもこれも欲しくなって注文してしまいました。

 

 

購入したときは気分が高揚して、

「ちょっと買いすぎた気もするけど、あのバッグ1つ買うより安いから」

なんて思っていたのですが

 

いざ商品が届くと、安っぽさが気になったり

意外と使い道がなかったりして

購入したときほどの高揚感がなくなっていることに気付きます。

 

この中途半端な物足りなさが慢性的な飢餓感を呼びます。

 

するとどうでしょう。

 

「ラーメンは食べなかったけど、そのかわり別なものをだらだら食べ続けてしまった」

 

「失敗するかもと分かっているのに、また通販で安い服をたくさん買ってしまう」

 

…といった「繰り返し行動」が、なんとなくやめられなくなってしまう事があります。

 

そしてこれが続くと、依存と呼ばれる状態につながります。

 

続きます

 

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