自分の人生を生きるというのは、結構難しい。
人は誰かの影響を受けて、誰かの人生のために役割を演じてしまうことがあります。
家族からの無言の要求を受け取って、しっかり者のいい子になったり、
友だちに会うと不幸自慢をして笑わせなければならなかったり、
人目に付かないように地味な恰好をしていたり、
「こういう性格だから」
「これが好きだから」
自分の意思でやっているように思えることが、本当は「誰かの意思」だったりする。
関係性を壊さないためには、任された役割を遂行し続ける必要があるから、いつまでも「変わらない」状態が続いていく。
それがその人にとって本当に幸せならもちろんそれでいい。
でもそうじゃないなら「私は誰の人生を生きているの?」と自分に聞いてみてもいいかもしれない。
本当はもっと自由に生きれるんじゃないかな?
そんな風に思ったりします。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。