子供の時に日曜日~土曜日まで毎日習い事があって
いつも辞めたいな~、遊ぶ時間ほしいな~と思っていたんですが
20代で会社員をやった時も同じ気分で
「会社辞めて~」って思ってました。(笑)
一緒にいる人達も同じことを言ってましたね。
やりたくない、辞めたい、遊んでたい、楽になりたい、
とずっと思ってました。
もちろん、この状態を心理分析すれば、
『再上演』ということになるかもしれませんが
今はそちらの記述は置いといて。
この面倒くさい、やりたくない、辞めたいというのが
『退行症状』と呼ばれるものだったんだなと思ったりもします。
退行症状の前に「幼児」を付け加えるとわかりやすいかな。
例えば、学校へ行く前や試合の前に、お腹が痛くなるとかありますよね。
あとは大人になってからも、気持ちがどこか子供の状態に戻ってしまって
「家に帰って毛布にくるまって寝ていたい」なんて思ったりします。
安全じゃない場所から安全な場所に行きたいということなんですね。
こういう、子供の状態に戻ってしまう感じを退行症状なんて言ったりします。
子供の状態になると理屈より感情が優先になるので
余計にコントロールがきかなくなって大変です。
春から会社勤めを始めたり、新しい部署に配属になったり、クラスや学校が変わったりすると、
そこが安全かまだわからなくて不安、まだよく知らない人が怖い、不安、なんて気持ちになりますよね。
実際、安全じゃない場所に行ってしまって努力でどうにもならない場合もあるでしょうし、
その場に慣れて時間が解決してくれる人もいるでしょう。
そして安全な場所のはずなのに、自分が過剰反応してると気づく人もいると思います。
人それぞれですが、私は過剰反応組なのでつらかったな~とこの時期は毎年、ふりかえって思います。
なのでそういうつらさをお聞きすると、あ~、ありますよね、って思っちゃうんですよね。
*注:ここで使われてる『退行症状』は実際の定義とは違います。
私が先生に指導を受けていた時に、上記の状態を「それは退行症状のようなものだね」とお聞きしたので、そのまま使わせていただいておりますので個人のブログと言うことご容赦ください。
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。