★再掲です
クライアントさんが、心身ともに調子が良くなり、
まるで一皮むけたかのような成長を遂げた時、
(この成長は、クライアントさん自身が成長した!と感じた時です。)
クライアントさんの口から
「○○さんという人がいるんだけど、まるで昔の自分をみているみたいだった」
という言葉が突然出てくることがあります。
これは一人二人ではなく、もう何人ものクライアントさんから聞いてきた事です。
もちろんすべてのクライアントさんがそういう体験をするわけではありませんが、
なかなか面白いものがありますね。
成長すると、「過去の自分が目の前に現れる」という現象。
あんまり理屈を説明すると興がそがれてしまうかな?とも思うのですが、
自分がその立ち位置から抜け出したことで、「自分とは異なるその人」が分かるようになった
ということなのかなと思います。
客観的に人を見ることが出来るというか。
前からその「昔の自分と同じ人」はすぐそばに(しかも複数)存在していて、
ひょっとしたら関わってきたのかもしれない。
でも、自分も同じ場所にいたから見えなかった。というわけです。
満員電車に乗りながら、赤い帽子をかぶった人を探すのは難しくても、
高い場所から眺められれば、一目瞭然。すぐに見つけられますよね。
自分が変わると世界が変わる、というのはこういうことでもあるんですよね。
物理的に世界が変わるだけじゃなく、世界の見方が変わるんです。
「昔の危ない自分と同じ匂いがした。自分と同じだから関わりすぎたらダメだと分かって距離を置いたらうまくいった」
とまでおっしゃった方もいました。(笑)
皆さんはどうですか?
昔の自分と会ったことありますか?
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※このブログ内に登場するエピソードは特定のクライアントさんの経験談とは関係ありません。