結構前の話ですが、インスタグラムでアダルトチルドレンの6タイプについて投稿していました。
アダルトチルドレン自体はいまやかなりメジャーな言葉なので、
知っている人も多いかもしれませんが、
あらためてまとめてみると、つくづく
「人は表面だけじゃ何にもわからないよな~」
な~んて思います。
例えば「ピエロ」と呼ばれるタイプは、一見するとマイペースで自由人。
いつもちょっとふざけていて、みんながしんみりしている時でも冗談を言って笑わせたりします。
だから周囲からは
「その空気の読めなさがうらやましいよ」とか
「自由人であんまり苦労してなさそう」とか
そんな風に思われたりします。
でもほんとは逆で、
「人一倍空気を読むからこそ、空気を読んでないふりをする」んです。
みんながピリピリしているから、自由で気ままなふりをして場を和ませているし、それを周囲に悟られないように「自由に気楽に生きてます!」というアピールをします。
また、同じアダルトチルドレンの中の「スケープゴート」というタイプは、一見すると問題児です。
いじめられたり、
病気がちになったり、
成績や素行が悪かったり。
家族の中の「悩みの種」になることも多いので、表面的には「困った子」と思われていたりします。
でもこれも、本当は逆。
本当に困った状態なのは家族の方。
家族が「直面したら家族が壊れてしまうような問題」を抱えていたりすると、
スケープゴートが「別の問題」を用意して、目くらましをしてくれるんです。
みんなに問題児として扱われることで、本当の問題から眼をそらしてあげている。
それを、家族もスケープゴート本人も気づかない。
私たちは普段、
「あの人はこうでしょ」
「私はこうなんです」
とわかったような気持ちになってしまうことが多々あります。
でも、本当は
だれもが、自分のことも他人のこともよくわかってない
の方が正しいのかも。
だからこそ、カウンセリングは驚きと発見がたくさんあって楽しいのですけどね。
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