「苦しくて、誰かに悩みを話すんだけど、
なんだかうまく伝わらない。」
そんなお悩みを感じている人がいます。
自分が100パーセントを伝えて切れていないような消化不良感。
相手から望んだ反応をもらえない時の虚しさ。
「あ~、相談しなければよかったのにな」
と毎回後悔する。
そして、そのあたりから少しずつ思考が方向転換を始めて、孤独な道を選ぼうとします。
「望んだ答えがもらえないのは当たり前」
「自分の苦しみはだれにも分かってもらえない」
「そう思ってるのに、相談した私が悪い」
「もう人に相談するのはやめよう、私がちゃんとすれば済む話だよね」
でも、また時が巡って「苦しい時期」がやってくると、
黙っていられなくなって思わず誰かに相談してしまいます。
そしてまた後悔→「誰にも相談しない」の決意をループ。
失敗して、自責をして、
「もうこんなことはしない」と思っているのに、
なぜかまた同じ道をたどってしまう。
こんな時、ゴールはどこにあるんでしょうか。
自分のことを100パーセント伝えて、
100パーセント分かってもらえて、
100点満点の返答をもらえたなら、
このループは終わりにたどり着くのでしょうか?
それとも、
この、「終わらないループ」自体に、何か深い意味があるのでしょうか?
はたまた、
「なんで分かってくれないの!」とこの人が本気で怒ることができた時が、ループの終わりなのでしょうか?
ループを繰り返す中に、何があるのか?
それが分かれば、繰り返す必要もないのかもしれませんね。
*このブログは毎日19時に更新されます
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