さらに昨日の続きです。
周りのみんなが、「家族」という身内を離れて新たな身内づくりに挑戦している時期に、
家族を支える役割を担っていた子供たちは、いつまでも「家族」に縛られます。
(たとえ表面的に友達を作っていても、心の中は家族のことでいっぱい)
家族に目を向け続けないといけない子供達は、ずっと家族にオキシトシンで「身内感」が出続けますよね。
それがどういうことを意味するかというと、
家族以外の世界が「ヨソ」に感じられる、
ということになります。
「人となじめない」
「周囲から浮いてる感じがする」
「転職を繰り返してしまう」
「同じ場所に長くいられない」
「他人が怖い」
こういうお悩みを抱える人の中に、「家族との心理的な距離が近い人や家族を支えてきた人達がいる」ということをおととい書きました。
それは、
家族があまりにも身内だからです。
それ以外の社会と身内になる余裕や自由がなかったからです。
だから、「周囲となじめない」ようなお悩みは
自分がよそ者のような感覚
もしくは、
よそ者の団体に入っちゃった感覚
ともいえるかもしれませんね。
もちろん、条件に当てはまる方が必ずそうだとは限りませんが、
「どうして自分は周囲から浮いてる感じがするんだろう」といくら考えても、自分で納得できる答えはそうそう浮かばないものですよね。
そんな時に、ちょっと角度を変えて考えてみたりすると、こんな感じであらたな発見があったりしますよ。
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