以前、ビルのものすごく高い階から外の景色を見てみたことがありました。
(高いところはあんまり得意じゃないので、窓から2歩くらい下がってですが笑)
下から見上げた時は立派に見えたホテルやビルも、上から見ると何もしてない屋上が丸見えになってしまったり、
道路を走る車なんて全部おもちゃみたいで、どれがなんの車かなんて全く分からないんですよね。
もちろん歩いている人間はほとんど見えません。
建物がキレイかそうでないか、
車が高級車か普通車か、
歩いている人間がどんな服装をしていて、どんな表情で、何を考えているのか…
全部がなんだかよく見えないし、どうでもいい。
「こんな気持ちで生きていけたら楽だよな~」
なんて思いました。
誰かと自分を比べない。
誰が自分をどう思っているか?なんていちいち考えない。
そもそも、この高さから見る景色は一つ一つがあまりにも些細なことで、いちいち気にしてられません。
そんな風に普段からいられたら、そりゃ心も穏やかに過ごせるだろうな~と。
なんだか、若いころにそんな悟りの精神でありたいと思っていた自分がいたような気もしてちょっとお恥ずかしいですが(笑)
でも、ちゃんとエレベーターで1階へ降りて、自分の足で歩きながら外を眺めてみると、
「まあ、今も悪くないよな」
なんて思えるから、僕も成長したのかもしれませんね。
そもそも高いところ苦手ですし。
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