職場のお悩み(部下の育成):まとめ | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日、一昨日とブログで「部下育成についてのお悩み」について書いていました。

 

部下が上司に悩むのと同じように、

上司が部下について悩んでいるというケースもそこそこ多いのですが、

 

この場合、「部下の性格の問題」としないことで解決できることがあります。

 

私たちが「性格」だと思っているものは、

「脳の機能的な特徴」のことだったりします。

 

それを「性格」という掴めないぼんやりとしたものに置き換えてとらえてしまうから、「相手のことがよくわからなく」なる。

 

逆に言えば、

 

「相手の脳の特徴」に合わせた対応をこちらができると、相手も伸びていく

 

なんてことは割とあったりするというわけです。

 

昨日までのブログで書いた、「全部指示書にする」「わざとらしいくらい笑顔で接する」なんかも、部下の脳の機能に注目したアドバイスでした。

 

でもですね、これは理想論です。(笑)

 

だって、

自分の仕事がすでに山のようにあって、

 

他にもしなくちゃいけないことがある中で、

 

指示した通りにやってくれない(と感じる)部下にストレスがた

まりながら、

 

その部下のためにさらにひと手間かけなければいけなくなるから

 

です。

 

これは、上司自身にも、仕事量にも、余裕がないと難しい。

 

 

誰だってそうですよね。

 

自分勝手な夫に子育てをやってもらいたいのに、

「まずはあなたが夫に優しくして、何かやるたび全力でほめてください」って言われたら、普通に嫌ですよね(笑)

 

なんでこっちがさらに頑張らなくちゃいけないの?って思いますよね。

 

そんな感じで、自分がすでにストレスフルで余裕がない状態なのに、さらに相手に配慮するのって本当に難しいんです。

 

難しいというか、やらないほうがいい。

 

無理やりがんばると、いつかバーン!となってしまいます。

 

だからまずは、自分自身。

 

たまったストレスを減らして、ついでにそれがトラウマだったら解消しておく。

 

スッキリしてから相手への作戦を考える。

 

その方がうまくいくし、そうでなければ自分が壊れてしまいます。

 

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