親が子に背負わせるもの② | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日の続きです。

 

表面的には普通の親子関係に見えるけど、

実際は子供が傷を背負っているケースがある

 

という話で終わってましたね。

 

あれこれ説明するより、

チェックリスト的なものを作ったほうが早いかな?と思ったのでやってみました。

 

〇個以上当てはまったら~、というものではなく、

「実は親に振り回されていた人」に起きがちなパターンとして紹介します。

 

 

①私のような子をもって、親は可哀想だ

 

②親のことは大切に思っているが、

親の機嫌が悪くなるのをいつも恐れてもいる。

 

③母親(父)に「似合わない」「向いてない」と言われると、そんな気がする

 

④「あなたのため」「心配」などとよく言われてきた

 

⑤私の成功は親の功績であり、私の失敗は私の責任だ

 

⑥親は私のためにたくさん我慢をしてきた

 

⑦成人しても、親から離れることが怖い

もしくは、親が離れることを拒否する

 

⑧私のプライベートなことを、親は深くまで知りたがるところがある

 

⑨旅行や私の誕生日などの楽しい日に、些細なことから親の機嫌が悪くなる

 

⑩楽しい事や気分のいいことがあると、悪いことが起こる気がしてしまう

 

他にもまだまだありそうですが、

長くても読みにくいのでこのへんにしておきます。

 

どうでしょうか。

「まあ家族なんだからこのくらいあるもんじゃないの?」とか「でも、親が私のせいで苦労したのは事実だから」などと処理した方は、特に心当たりが多い人のような気がします(笑)

 

で、これに当てはまったらどうなるの?ということですが、

 

いま、自分の人生で特に困っていることがないならば、

当てはまっていてもあまり問題はない、と思います。

 

一方で、

 

困っていることや悩んでいることが(一見家族とは無縁な問題に見えたとしても)あるのなら、それは家族関係の問題を引きずっている可能性があります。

 

(絶対ではありません)

 

特に、

もう何年も同じようなことを悩んでいる、とか

解決したいと思っているのに動けない、とかであれば

 

親子の問題にまだ気が付いてないから

という可能性は持っていてもいいように思います。

 

なぜなら人は

家族という小さな社会から人間関係を学習するからです。

 

良くも悪くも、人の生き方は「家族関係の繰り返し」をしているだけだったりするからです。

 

そう思って過去を振り返れば、

なぜ自分が今の悩みを抱えているのか

その悩みによって、自分が親から何を得たかったのかが

分かってきます。

 

 

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