仕事がつらくなければ、人生は楽になる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

一日のうち8時間働くとして、睡眠を7時間とるとします。

すると、残った時間は9時間

 

ここから、往復の出勤時間や身支度、風呂、食事などの時間を取ると、1日に自由に使える時間は本当に少なくなります。

 

しかも、残業があったり、家族分のご飯を作ったりする人なんかはもっと大変ですよね。

 

最近は、「仕事第一!」よりも「私生活も大事に」という考え方が特に浸透してはいるのですが、

 

現実的に考えると、人生の多くの時間を仕事が占めているのはまだまだ変わらないわけです。

 

 

だから、「仕事がつらい」というのは、思っているよりしんどい状態だったりします。

 

1日の(活動時間の)約半分を占める仕事に対して

 

・ミスばかりでいつもびくびくしてしまう

・周囲の顔色をうかがいすぎて疲れてしまう

・家に帰っても嫌なことを思い出す

・会社に行きたくない気持ちが強い

 

こんな気持ちがあれば、そりゃつらいですよね。

 

私生活を大事にするのはもちろん良いですが、

たとえば仕事で70のダメージを負った人が、そのダメージを「私生活」という限られた時間で回復させるためには、一体何をすればいいんだろう?と思ったりします。

 

頑張って70回復しても、まだプラスマイナス0ですからね。

 

「もっと良い人生にしたい」人が、私生活を充実させるのは効果的かもしれない一方で、「苦しみから抜け出したい」という人の場合は、まず「苦しさ」自体を減らさないといけないような気がします。

 

毎日の仕事ダメージを、とりあえず70から20位までに減らすことができたなら、

私生活の時間で十分回復できるかもしれないですよね。

 

 

 

 

世の中に

 

お給料がもらえて、

人間関係がよくて、

残業もなくて、

業務も楽で、

辛いことがない!

 

という仕事は多分存在しないので(それはもはや趣味に近い)、だれだってそれなりに仕事は「苦労を伴うもの」です。

 

ダメージを受けることもありますよね。

 

でも、

仕事そのものにある程度の苦労が伴うことと、

必要以上に落ち込んだり不安になることは、別物。

 

むしろ、落ち込みすぎたり不安になりすぎたりする心が安定してくれば、意外と「仕事もそんなに悪くない」なんて気持ちで働けることもあります。

 

多いと1日の半分以上を占める仕事だからこそ、なるべく負担を減らして気楽に生きたいものです。

 

 

 

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