自分のことなのに、他人事のように感じる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

「自分のことなのに他人事のように感じる」

「いつも意識がちょっと遠いところにある」

 

そんなお話を聞くことがあります。

 

人によっては、「どういうこと??」という感じかもしれませんね。

 

似たようなパターンとして、こんな表現をされる方もいらっしゃいます。

 

■生きている実感がない

 

■少し遠い場所から自分を見ている感じがある

 

■身体の痛みに強い方だと思う

 

■膜に包まれているように感じる

 

■周りの人が何を楽しそうにしているのか分からない

 

■周囲の人から浮いているような気がする

 

■いつもガス欠で力が出ない感じがある

 

あ、あと幽体離脱のようなふしぎな経験がある場合もありますね。

 

自分が現実世界を生きていることは分かっているし、何も感じないわけではないけど、なんか「遠い」というこの感覚。

 

カウンセリングの主訴になることはあまりありませんが、

(意識が遠く感じること自体は、そこまで苦痛を感じないことが多いので)

 

トラウマや苦痛の記憶が整理されると、少しずつ減っていくことが多いです。

 

ちなみに、こういう「遠い感覚」を持った方が心理療法を続けていくうちに、

 

「急に景色がはっきりした!」

「感覚がはっきり分かるようになった!」

 

とおっしゃることがあります。

 

世界も自分も「遠くする」必要がなくなって、自分の世界に戻ってきたのかもしれませんね。

 

 

 

 

*このブログは毎日19時に更新されます

 

カウンセリングルームまきびHP

 

Instagramも更新しています

 

 

当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら

 

佐藤楓カウンセリングHP

 

佐藤楓Instagram