自分のブラックさを受けとめる | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

★再掲です

 

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誰にでも、受け入れたくないブラックな自分がいます。

 

仕事仲間がミスをするのをほくそえんでいる自分とか、

高齢の親や子供を捨てて自由になりたい自分とか、

条件に恵まれて育った人を許せない自分とか。

 

そのブラックさを受け入れられなくて、

 

心配している風に仲間に声をかけたり、

子供を愛していると言い聞かせたりして、

 

必死に自分を取り繕おうとしています。

 

ブラックな感情は、誰にでもあるものなので、

そんなに問題ではありません。

 

でも、そのブラックさを「無い事にしよう」と思う心の動きは、一癖あります。

 

なぜ、自分のブラックな気持ちを認められないの?

認めてしまったら、何か大変なことが起きてしまうの?

 

本当は、ただ認めるだけでいいはずなのです。

 

 

これはたとえ話ですが、

 

母親が子供を愛せず、ずっとイライラしていたら、

たしかに子供の心に何か影響を及ぼしてしまうかもしれません。

 

じゃあ、

「子供を愛さなくては、イライラしないようにしなくては」と抑圧して頑張っていれば、子供はすくすく育つのでしょうか。

 

そんなことはないんですよね。

子供はまた別の形で、母親の思いつめた感情を受け取ります。

 

みんな、自分が健康で幸せであることが一番なのに、

「世間の道徳的に」

「子供への影響が心配で」

「そうしないと愛されないと思って」

ブラックな気持ちに蓋をして、ゆがめてしまいます。

 

でも本当は、認めるだけでいい。

自分にブラックな気持ちがあることを、ちゃんと受け止めることが必要です。

 

だって、僕なんか4歳で親に説教を始める子でしたから、もう相当ウザかっただろうと思いますよ(笑)

 

ブラックな気持ちなんて、あっていいんですよ。

見ないふりをして受け止めないから、「ここにブラックありますけど」とずっとついてくるんです。

 

そう、ブラックな感情って、ちょっとトラウマに似ているんです。

受け止めてあげないと、いつまでもそこから消えないんですよね。

 

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