(昨日の続きです。)
昨日は仮想的有能感と下方比較の違いについて書いていましたが、下方比較の話に戻りますね。
「自分よりダメな人を見て安心する」下方比較タイプの人は、「自分より上の人を見て頑張る人」よりも、いざという時の踏ん張りや急成長には強くないこともあります。
それに、「相手を自分より下だと思うなんて失礼では?」と感じる人ももちろんいるでしょう。
でも、大事なことは「自分に合った方法がある」ということ。
上を向いてガンガン頑張れる人達とは違うけれど、自分のペースをつかんでコツコツやるのもいいですよね。
自分よりダメな人を探してはホッとする気持ちに、罪悪感を持つ必要もありません。
その方が自分にとって安心できるなら、それで大丈夫です。
自分より上の人達を見ると焦ったり落ち込んだりしてしまう人は、「自分だけがダメだ」と思いがちです。
むしろ自分よりも下の人を見つけて、「自分だけじゃないんだ」と気づくことで余計な落ち込みや消耗を減らせるほうが、結果的にいろんな事にチャレンジできるかもしれません。
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