昨日の続きです。
「やりたいけど出来ない」と考える人と、「出来ないけどやりたい」と考える人では全然違いますよ~というお話でした。
「出来ないけどやりたい」には未来がある
「やりたいけど出来ない」と「出来ないけどやりたい」。
この2つの大きな違いは、「出来ないけどやりたい」には未来があるという点です。
例えば、
「合コンに行きたいけど、どう思われるか不安」
「本音を伝えて、嫌われたらどうしよう」
「新しいことをはじめて、後悔したらどうしよう」
「痩せたいけど、ダイエットが続かなかった」
という悩みに、「だから出来ない」という言葉をくっつけると、
「合コンに行きたいけど、どう思われるか不安」
⇩
「やってみたいけど出来ない」
となります。
これだと、結論は「出来ない」になります。
「合コンに~」の部分は単なる「出来ない」の理由になってしまいますね。
でも、「出来ないけどやりたい」だったらどうでしょうか。
「合コンに行きたいけど、どう思われるか不安」
⇩
「出来ないけどやってみたい」
なんだか、この後にも文章を続けられそうな感じがありませんか。
例えば
「じゃあどうしたらいいんだろう」とか
「とりあえず挑戦してみる?」とか
ポジティブなワードも入れられそうです。
「やってみたい」が結論に来ることで、「やるためにはどうしたらいいんだろう?」という考えが自然と浮かびます。
出来ない!ではなくて、どうにかやってみる方法はないか?と未来を考えられるようになるんですね。
言葉の順序を変えてみる
いつも使っている「悩むときの言葉」も、ちょっと順番を入れ替えるだけで光が当たる場所が変わります。
「本音を伝えて、嫌われたらどうしよう」
⇩
「新しいことをはじめて、後悔したらどうしよう」
⇩
「後悔するかもしれないけど、やってみたいことがある」
これだけで、自分の本音にしっかりスポットライトを当てることが出来るようになります。
そして、「じゃあどうしよう?」という問いかけを続ければ、意外とあっさり答えが見つかることもあります。
もちろん、これはちょっとした小ワザのようなものでしかないので、「これだけで意識が変わって悩みが解決!」とはいかないことも多いでしょう。
ただの言葉遊びのように感じる人もいるかもしれません。
でも、
じゃあなぜ私は今まで「出来ない」思考しかしてこなかったのか?
と考えてみると、何か気づくことがあるかもしれませんね。
言葉遊びのようですが、意外と大切な事につながっていたりするものです。
*このブログは毎日19時に更新されます
当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら