【2】幸せになれない恋愛を選んでしまう | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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昨日の続きです。

 

以前も何かのブログで書いたような気もしますが、いわゆる「自信がない人」というのは、他人への警戒心、不安感、不信感が高い傾向があります。

 

これは「自信がない人」なりの世の中との戦い方です。

 

自分はすぐに傷ついてしまうかもしれない。

何かあっても自分は対処できないかもしれない。

もうあの頃の悲しみを繰り返したくない。

 

だから、「他人を安易に信用せず距離をとって、自分を守ろう!」というのがこのタイプの生き方計画です。

 

でも、実はそれを恋愛に適用するのってちょっと難しい。

 

むしろ自分を守るためのガードが逆効果を生んでしまって、「良い人は跳ね返して、悪い人を受け入れてしまう」なんて事になってしまうことがあるんです。

 

 

 

どんな仕組みなのかを、ちょっと書いてみますね。

 

 

警戒心や不信感、不安感の強い人は、「人を見抜く能力」がとても高い人です。

 

もうちょっと具体的に言うと、「他人の欠点を見抜く力」に特に長けています。

 

だって、自信がなく人一倍傷つきやすい自分を守るためには、「この人は大丈夫かな」というのをよくよく見極めなければなりませんからね。

 

その力のおかげで回避できたトラブルだってあるはずです。

 

でも、

 

実際は人間って誰でも欠点の1つや2つあるんですよね。

 

だから、目の前の相手を隅々まで見てしまうほど、自然と「なんかちょっと違うかも」と思ってしまうポイントが出てきます。

 

普通の人間関係程度なら、「ちょっと違う」くらいなんの問題にもならないかもしれません。

 

でも、恋愛は違います。

自信がない人にとっての恋愛は、自分がものすごく傷ついたり残念な思いをするかもしれない、高リスクな人間関係です。

 

だからこそ、この「なんかちょっと違うかも」という小さな違和感に不安が重なって、恋愛では先に進むことが出来ません。

(一度「ナシ」と思うと覆せないのもこのタイプです)

 

 

 

 

ところが、

 

これがちょっとモラハラっぽい男性だったり浮気グセのある既婚者が相手になると、状況がガラッと変わってしまうことがあります。

 

あれだけ他人を警戒していたはずの女性が、「私にはこの人しかいない!」という状態になってしまうんです。

 

なぜよりによって最悪の選択を…!?

 

あれだけ警戒心Maxで頑張ってきたのに、なぜその人を…!!?

 

…というお話を明日また書きます。

 

 

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