昨日のチェックリストの結果発表(?)です。
■合計が8~10点だった方
8~10点くらいだった方は、会社に行きたくない理由が明らかな人と、モヤモヤとしている人とに分かれるかもしれません。
「自分の足かせになっているものはなんだろう?」
というのがテーマになりそうですね。
(おそらく、「苦しみが内側が出てくる」というよりも「足枷がある」という感覚が近い方が多いと思います。)
何が無かったら、自分はもっと自由になれるのかな
何があれば、自分はこんな気持ちにならなくていいのかな
そういうことを考えてみると、意外と突飛な考えが浮かんだり、逆にうまくイメージ出来なかったりするものです。
足枷と理想の姿が明らかになったら、迷いも減るかもしれません。
本当はもっと自由になりたいのに、実は一生懸命周囲に尽くしたり、頑張りすぎたり、「必要とされると嬉しい」という気持ちでエネルギーを消費しすぎている可能性もありますしね。
本当に思っている「望み」と、飢えを満たすために行っている行為は全く意味が違います。
自分の「飢え(与えられなかったもの・ずっと欲しかったこと)」に気が付くと、それを手放して自由に生きられるようになるかもしれません。
ちなみに、辞めたい理由が「セクハラ・パワハラ」などで、辞めたいとも思っているのになぜか辞められない、不快だけどその場面をよく思い出せない、という場合はカウンセリングをおすすめします。
■合計が6~7点だった方
毎日仕事に行くことで精いっぱいで、家に帰るとぐったりする方はこのあたり。
どうにか正しくあろうと頑張る反面、「周囲の人も自分のことも信用できない」という気持ちがどこかにあるような感じもします(その割に人に振り回される)。
普段から緊張感が高くて神経を張りつめているので、もちろんその分だけ疲れやすいです。
これから何十年も働くことを考えるとゾッとする方もいらっしゃいます。
それは、「このままの状態で働き続けたらもたないかもしれない」と心のどこかで思っているからかもしれませんね。
とりあえず、緊張感や神経を張りつめている状態から抜け出すタイミングを作ることが必要です。
カウンセリング(心理療法)はもちろん、マッサージや美容院のヘッドスパみたいなものでも、とりあえずなんでも構いません。
(のんびり映画鑑賞・買い物・デートなどは、緊張感をほぐすのとはまたちょっと違います)
そして、もし仕事を辞めたい理由が「事実」よりも「感覚」に近いのであれば、養育者(多くの場合母親)との間に築かれた関係を整理すると改善するかもしれませんね。
■合計が5点だった方
今は「転職したい」ではなく「仕事をやめたい」「どこかに逃げたい」という気持ちが強いかもしれませんね。
転職というワード自体がしんどく感じそうです。
「こんなにつらいのに、どうして辞めてないんだろう」と考えたことはありますか。
親の顔が浮かんだり、「どこに行ってもきっと同じ」「辞めますと言えない」と感じた時は、カウンセリングを検討してもよいかもしれません。
トラウマというのは、少しずつ形を変えながら何度もあなたの目の前に「あの時と似た舞台」を用意します。
今までの人生でも同じような悩みを抱えたり、同じような問題が起こったり、漠然と苦しい事が多かったりしていませんか。
それを、そういう人生なのかも、みんなもそうなのかも、わたしが悪いのかも…という気分だけで乗り越えていくのはなかなか辛いものがあります。
出来ればカウンセリングを受けて、トラウマのパターンに陥っていないかどうか、人生の整理が出来ると良いと思います。
*このブログは毎日19時に更新されます
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