私の心理療法の多くは、椅子に座って一時的に目をつぶった状態で受けていただきます。
(オンラインで受けている方は横になっていたりもします、体制は楽ならなんでもOK)
心理療法が終わった後に「気分はどうなりましたか?」とお聞きすると、
「なんか世界がはっきり見える!」と驚く方がいらっしゃいます。
「視界が明るくてまぶしい」と言う人もいれば、「くっきり見える」という表現をする方もいますね。
「世界がキラキラしている」なんておっしゃる方もいました。
こういう感想をいただくと、「わかる~」とつい思ってしまいます。(笑)
私がそうだったからです。
大学生の時、実は本当にもう死んでしまおうかと思った時期があったんですが、
とあるアメリカの(心理学の)大学教授が日本に来ていて、その方にトラウマの心理療法をしてもらう事が出来たんです。
あれは、すごかったな〜。
トラウマの心理療法を受けたあとに見た空が、今までにないくらい青かったんです。
びっくりしました。
あっ空ってこういう色だったんだ、とその時知りました。
私がトラウマ療法をメインに行っているのも、そんなきっかけがあったからだったりします。
(なんか自分の話って照れますね~)
もちろん心理療法後の反応はさまざまで、視界に変化は無いけど気分がすっきりした方や、辛い出来事を思い出しても平気になる方、頭の中にイメージが浮かぶ方、変化がよくわからない方もいらっしゃいます。
「この反応が出ることが正しい」という基準は無いので、これからも感じたことをそのまま教えてくださいね。
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