昔はもっと崇高な目標を持っていた… | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

カウンセラーたるもの、〇〇であらねば!みたいな事を思ってた若~い時期があります。

クライアントさんに伝えることは全部自分でも出来てなきゃね!と意気込んで

人の心を扱うのだから人道的に優れた人間じゃないと!

節制のできる人間じゃないと!

 

人間のお手本のような生活が出来ないと!


…な~んて考えて、色々頑張ってました。

でも、「こうあらねば!」って思う気持ちはあるんだけど、実際にはうまくできなくてやきもきすることもたくさんあったりして、「自分は出来てないことをクライアントさんに言っていいのかな」とモヤモヤ。

 

まあ、若いなりの姿勢で、自分のカウンセリングについて考えていたんですよね。

で、今、どうなったか?

震える手でにゃんこ大戦争のネコカンをタップしたり(=課金)、

「今朝も食べたのにどうして…」と思いながら夜におやつ食べたり、

クライアントさんにアドバイスした後に「いや、これ僕も出来てないんですけど…」と言ったりしてます。

 

思ってたのと違うやないか~い!

昔の崇高な目標はどこに行ったんじゃ~い。

 

って自分でもツッコミたくはなるけど、


「いや、カウンセラーって神じゃないからね」。

僕は完璧にやれてます!と思ったら、人の上に立った気分になってしまう。
人間のお手本であるということは、正しさをクライアントさんに見せるということでもある。


それって私が思ってたのとちょっと違うや。

正しくありたいのにそうなれなくて苦しんでいるクライアントさんがたくさんいるのだから。

 

そういうわけで、今日も早朝からコンビニに行って少年ジャンプを買ってくるわけです。

 

 

 

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