1年以上、外出が推奨されない世の中になって、いろいろ不便はありますが、
人との関わりを見直すいい機会になっている方もいらっしゃいます。
例えば、日常的に他人から相談を持ち掛けられやすかったり、
一方的に話す相手の聞き役になりやすい人だと、
自分が不快な思いをしていることに気付きにくい傾向があります。
相談をする人や、話を聞いてほしい人は、
聞き役になってあげることで感謝してくれ、「あなたはいい人」と言ってくれることもありますが、
「相手に一方的に押し付けられる物を受け取る」事が「必要とされている」事だと思い込むと、それが自分の価値のように思えてしまうので、自分の不快感に気が付けません。
「必要とされている」で偽物の自己肯定感のようなものがアップしていくから、なんとなく話を聞いてしまう。
でも家に帰ってからなんだかすごく疲れたり、その人を助けてあげないといけない気分になります。
一方的に話をしてくる相手ではなくても、
ちょっとモヤっとしたり不快な気持ちになることもあります。
そういう人から言われた気になる一言は、後から何度も思いだしたり、
「あの時ああいえばよかった」という気持ちになったりして、
ダラダラと引きずってしまいます。
人と会った後で(その瞬間が楽しかったかは別として)
・別れてから一人で外をブラブラしてしまう
・家に帰ってから何か食べてしまう
・その人を助けないとと思ってしまう
・その人に言われた一言がモヤモヤ残る
・どっと疲れてしまう
・その人に頼まれるとなぜか断われない
当てはまるなと思う相手がいたら、
「続けたほうがいい関係なのかな?」とちょっと立ち止まってみてもいいかもしれません。
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