「時間が足りない」は進歩かも | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

いよいよ6月も終わる~。

「もう2月」「もう4月」とか言ってる間に1年の半分が経ってしまった(-_-;)

 

でも、月日の速さに焦るようになったのは、生きやすくなってからのような気がします。

(単純に歳を重ねたからかもしれないですが(笑))

 

しんどいな、と思いながら生きている時は、こんなに意識していなかったかもしれない。

これって多分私だけじゃないんだろうなと思います。

 

そういえば、

クライアントさんとお話していても、

「この方には数年先のイメージが無いんだな」

と感じることがあります。

 

とりあえず毎日を生き延びることに精一杯になると、人生における優先順位が

 

1位:死なない

2位:耐える

3位:見ないことにする

 

みたいになるので、月日の速さに意識が行くことがあんまりありません。

「月日の速さに焦る」のは、やりたい事ややるべきことがある時なので、それどころじゃないという人はあまり焦らないことが多いです。

 

(その代わり、たまに「こんな生活を続けていくのか」「十年後どうなっているんだろう」という気持ちが浮かんできて、漠然とした絶望感に襲われます。)

 

そもそも、数年先も生きる前提でいない方もいらっしゃる。

そういう方は月日の速さに焦る理由が無かったりもしますよね。

 

「今」で手一杯、人生はもうどうでもいい。

そう思っていると時間の感覚がマヒするので、数年先の現実的なイメージなんて出来なくなってしまいます。

 

だから、「もうどうでもいい」という感じのクライアントさんが、時間の有限に焦るようになると、それは一つの進歩だったりもするわけです。

 

私も、以前より時間が足りないと思うことが増えてきましたが、「やりたいこともやらなきゃいけないこともたくさんあるのに、日が経つのが早い」と焦ることが出来るのは、ある意味生きることに前向きなのかもしれません。

 

その割に無駄にスマホを眺めて時間を浪費したりしていますが、それはまた別の問題なので(笑)

 

*このブログは毎日19時に更新されます

 

カウンセリングルームまきびHP

 

Instagramも更新しています

 

 

当カウンセリングルームに所属する、女性カウンセラーの情報はこちら

 

佐藤楓カウンセリングHP

 

 

 

佐藤楓Instagram