こだわりや執着の中には、その人の悲しみが隠れている | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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こだわりや執着の中には、その人の悲しみが隠れていることがあります。

 

例えば、怒りっぽい人。

 

正論で相手を叩いてしまう、ないがしろにされると爆発的に怒る、いつもなんだかイライラしている、など。

そしてその怒りを上手く流せずに、頭の中でぐるぐると再現してしまう。

 

私達は、怒りを「あの人がひどいことを言った」「間違っていることをされた」と、言いがちです。

でも、普段私達が「怒った理由」だと思っているものは、怒りの原因ではなく「トリガー」だった可能性もあります。

 

つまり、怒りはすでにずっと前から持っているのですが、普段は抑圧されたり思い出さなかったりしていて、

ちょうどその怒りを触発するような出来事が起こった時に爆発してしまう、というわけです。

 

誰にでも、「自分が怒りを感じやすい」パターンがあるんですよね。

・他人の間違いや不正が許せない

・恋人や伴侶が構ってくれないと怒りがこみ上げる

・失礼な態度をとる人にイライラする

・事件のニュースを見ると犯人に対して怒る

 

こういう怒りのパターンを見つけたら、

「常識的に相手がおかしいから私は怒った」という状況であっても、「どうして私はこんなに怒っているんだろう」と問いかけてみます。

 

自分の中でマイナスに反応しやすい感情や出来事がある場合は、そこにその人の悲しみが隠されているかもしれません。

怒りの中にある悲しみを見つけられると人は大きく成長します。

 

怒り、を例に書きましたが、

例えば自分の中に強い信念を持っている人、つい食べすぎてしまう人、物を捨てられない人、それらもある意味ではこだわりで執着ですから、その中には意外な悲しみがあったりするものです。

 

自分のパターンを見つけたら、

そこには自分でも見過ごしてきた、深い悲しみがあるのかもしれません。

 

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