気が付いた瞬間から、変わっていく | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

天気が良いなあと思って上を見ながら歩いてみたら、

桜の木に気が付きました。

 

道路沿いの木も少しずつ緑が増えてきていて、

いかに普段足元ばかりをみて歩いているかを思い知ります。

 

知らない土地に行くと、人は好奇心や不慣れからあちこちを見上げながら歩くんですが、

 

「この場所は知ってる」「よく見なくても目的地に着く」と思ってしまうと、

目線が上に行きにくくなる傾向があります。

 

でも、本当に知っているのは過去の景色だけで、街も自然もどんどん変わってしまう。

だからたまにはこうやって顔を上げないとなあと思いますね。

 

 

家で過ごす時間が長くなると、

自分に向きあう時間が長くなります。

 

ここ1年と少しの間に

色んな制限が生まれて、不安があって、

やめなきゃいけないことも、継続しなければいけないこともあっただろうと思います。

 

新しい環境に身を置いてみても、

自分に向き合う時間は長くなります。

 

今までの常識が通じない相手、

ついていくだけで精いっぱいの疲労感。

新しい自分を発見!なんて余裕はないかもしれません。

 

 

そんな時、

「あれ、私このままで大丈夫なのかな」

 

小さな気づきが、大きな変化につながります。

 

 

お腹がすいてくると、急においしそうな匂いに敏感になったり、

レストランのメニュー看板が視界に入るようになりますよね。

 

それと同じで、気が付くだけで人は変われる。

 

「私、このままで大丈夫なのかな」と気が付くだけで、

大丈夫になるための方法を、無自覚の「私が」探してくれています。

 

あとはその方法を試してみるかどうか、だけ。

大丈夫になるための道を歩いてみるかどうかという、それだけ。

 

自分に向き合う時間の中で、

ふとした違和感、何度も思い出す記憶、漠然とした不安感がある時に、

 

それを「当たり前」だと思わずに、「これってつらくない?」と気が付くことが大切です。

 

それがどんな辛さで、

そこにどんな記憶が絡まっていて、

本当は何に苦しんでいたのかが分かってくると、

今日のような心地いい風が心の中に吹いてきます。

 

これもまた、新しい門出です。

 

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