自分だけの自分、という充足感 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

(すみません、29日30日と1つずつブログをアップする予定が、間違えて29日に2つブログをアップしてしまっていたようです。)

 

さらに昨日の続きです。

 

「分かってもらえなかった人」は「分かってくれる人」を求め続けてしまいます。

でも、実際は他人というものは薄情だし、その人の理想の「おかあさん」ではありません。

 

むしろ、他人なのに過度に寄り添い、

「あなたのことが分かる」と言う人たちは、

「あなたのため」じゃなくて、その人の中に、何か消化されていないものがあるから反応しているケースの方が多いです。

 

他人に分かってもらえなかった経験が強いと、他人に分かってもらう事でしか満たされないような気がしてしまいます。

 

だけど、他人は薄情で、所詮すべてをわかってはくれない存在です。

結果次第でどうとでも反応が変わってしまう存在です。

 

そして、それでいいんです。
 

だから一人で孤独に頑張るということではなくて、

分かってもらえない苦しさを抱えて生きるということでもなくて、

 

他人ありきの人生から自由になって

「まあ、人間はそんなものか」

で前を向けるようになる。

 

他人が認めてくれなきゃ頑張ったことにならないのはおかしいし、

でも結果が出ていないものを褒めてもらうにも限界があるし、

他人はどうやっても理想のお母さんにはなれない。

 

「まあ、そんなものか」

そう思うだけで「分かってもらわないと」が軽くなります。

 

他人に自分の評価を任せっきりにしている時って、

実は「結果が出ないようにしている」人も多いんです。

 

なぜなら、分かってくれない経験があるから。

結果が出たことに対して評価をされても、

それは私のことを分かってくれたわけではないと思ってしまうからです。

 

私のことを結果なしで分かってほしい、認めてほしいと思う気持ちが強いからこそ、

無意識のうちに「結果は出さない」と実力を隠してしまう人もいます。

 

人間なんてそんなものか~と思うようになると、

結果もちゃんと出せるようになります。

 

「自分にしか分かってあげられない自分がいる」っていうのもなかなか悪くないもんです。

 

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