不倫は人間関係の麻薬 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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にゃんこ大戦争のブログを書き始めると閲覧数が増えます。

本業はカウンセリングです。(笑)

 

今日もガマトトを探検に行かせながら(にゃんこの話)ブログを書いています。

 

それはそれとして。

昨日は不倫のお悩みに関するカウンセリングの感想を掲載しました。

(ありがとうございました)

 

不倫、と一口に言っても、

元気に不倫をする方と、苦しみながら不倫をする方がいらっしゃると思うんですが、

関係をやめられないのは圧倒的に後者です。

 

不倫は人間関係の麻薬みたいなところがありますから、

単純に禁断症状が強いほど求める力も強まる傾向にあります。

 

特に罪悪感や自責の念、「失われるかもしれない安心」という危機感がある場合だと、それが依存や執着を呼ぶので、

「やめなければ」と思えば思うほどやめられなくなっていきます。

 

だから、「相手の家族(妻や夫)に悪いからやめないと」と思っている方に限って、なかなか踏ん切りがつきません。

 

そして、

不倫関係はたいてい片方だけが罪悪感を抱いていることが多く、

もう片方は案外平然としていることがあります。

 

これも厄介ですよね。

結局、別れを告げてもうまいこと言いくるめられてしまいますから。

 

 

もし、本当に不倫から抜け出したいと思った時は、

「誰かを傷つけているから」という理由でやめようとしないことです。

 

誰かに悪いから、は考えない。

自分を責めることもしない。

ただただ、「自分の利益のためにやめる」。

 

これが不倫から抜け出す大きなポイントです。

 

そして、不倫から抜け出せないことを「意志の弱さ」のせいにしない。

 

苦しい依存を生む不倫は、生育環境やトラウマ、性的虐待などの問題とつながっていることも多く、そこを楽にしてあげないと何も解決しないこともあります。

 

誰かを傷つけたくない、こんな自分でいたくないと思うのなら、一度根本的な部分と向き合ってみましょう。

 

「自分の利益のためにやめる」という感覚がわかるようになるかもしれません。

 

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