特定の人と一緒にいたり、特定の場所にいると、不安になったり緊張したりすることがありますよね。
人はそこに、「自分が不安や緊張を感じる理由」を後付けで探します。
例えば、「昔ここで嫌な目にあった」とか、
「この人のこういう喋り方が怖いんだよね」とか。
でも、
不安を感じるのが先か、それとも不安の原因に思い当たるのが先かを考えてみると、案外一瞬の出来事だからよく判断がつかないものです。
だからもしかしたら自分で思っている不安の原因は、実は原因ではなく後付けなのかもしれない。
(もちろんそうでない場合もあります)
もしそうなら、本当の原因は何だろう。
少し前から、「非常に繊細で、人よりも感覚の鋭い人たち」のことをHSPと呼ぶのが主流になってきました。
HSPと言われる人達は、些細な変化によく気が付くといわれますが、それはつまり自分以外の物(人)からの影響がとても強いことになります。
なので当然、人一倍ストレスや疲れもためやすいのです。
ひょっとしたら、HSPやHSPのような素質のある方が感じる「不安や緊張」は、
自分の物ではなくて相手や場所から伝わってくる感情なのかもしれません。
自分の中から生まれていると思っていた悩みのタネが、実は相手の物だった。
そんなことがあるかもしれませんね。
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