仙台市青葉区在住:匿名希望
自分でも漠然とした感じでうまく言い表せない、
なにか喉に黒くてドロッとしたものが閊えているような
「生きづらさ」を常に感じて生きてきました。
・なんだか自分の思っていることを出してはいけないように感じる。
・他人の動向に非常に左右される
・人とコミュニケーションがうまく取れない
・職場の人とウマが合わない
・そもそも自分なんてこの世に要らない
などなど。
今まで「生きずらいのは自分が弱いからだ」と思い、「どうにかして自分を変えなければ」と頑張ってきました。
書籍やネットに書いてある「自分を変える!」「ポジティブ思考」という触れ込みの自己啓発法を、
いくつかやってみましたが、結局、長くは続かず、途中で投げ出し、また自己嫌悪に陥るということを繰り返していました。
さらに、職場では年長の先輩のからみが酷く、仕事の多忙さと相まって、不眠症、抑うつ状態となり、一時は休職もしました。
数か月の休職を経て、復職はしたものの生きづらさは日に日に酷くなっているようにも感じられました。
生きづらさをどんどんため込んでいった結果、毎日お酒を浴びるように飲むようになり、
一時は冷蔵庫からお酒がなくなるたびに真夜中でもコンビニへお酒を買いに行くようにまでなっていました。
(元々、日本酒一合程度の晩酌を楽しんでいたのですが、当時は一晩で日本酒やウイスキーのボトル1本丸々飲んだりと、今思い返しても異常な量のお酒を飲んでいました)
また、自分は社会に要らない存在だからいなくなった方が良いという感情から
希死念慮も酷くなり、自殺する瞬間を妄想する機会も増え、ついには包丁を手に泣きながら寝落ちしていた事もありました。
そんな日々が続き、もう限界ギリギリという状況の中、カウンセリングルームまきびを訪れました。
始めはどんなことを話したら良いのか分からず、とにかく「もやもやした生きづらさがある」事をお伝えしたのですが、
その都度、たとえ話などで的確に私の伝えたいことを汲んで頂き、また、先生のユーモラスな雰囲気もあり、
どんどん自分の正直な気持ちを直球で伝えていくことができました。
また、生来歴(自分の人生の履歴書的なもの)や家族構成等の中から「生きづらさ」の原因と思われるものの解析もしていただきました。
自分では小学生のころいじめを受けたり、両親が離婚した事もありそういった情報も取り入れてくれました。
現在、先生の元で心理療法を受けて5ヵ月位ですが、
・あれほど嫌だった、からみが酷い年長の先輩のことが必要以上に気にならなくなった(「あーまたなんか言っているよ」位になった)
・酒量が圧倒的に減った。(毎日飲んでた晩酌も週1回位で良いかなぁと思うようになった。)
・自殺する瞬間を妄想する回数が減った。
・小学生のころのいじめの記憶が薄れた。
・喉の奥に閊えていた、黒くドロッとした「生きづらさ」のイメージが無色透明になってきた。
そして何より、カウンセリングを通じて、自分をちょっとだけ好きになれた気がします。
今まで抑圧に抑圧を重ねてぐちゃぐちゃになってしまっていて、自分が自分でないような気がしていたのですが、
『自分』がちゃんと紐解かれていくと「あー、今、このあたりの感情が動いているのねー」「自分は今こういう感情なんだなぁ」と段々と分かってきて、
新しい(本来の)自分が発見できる毎回のカウンセリングがだんだん楽しみになっています。
(時には『良くない自分』を発見してしまうこともあるのですが、それはそれでそれも自分かぁ…とすこしずつ思えるようになりました)
まだ、生きづらさを感じる場面はゼロではありませんが、
カウンセリングを通じて、だんだんと気持ちが楽になってきたと感じています。
こんな風に感じられるようになったのも先生のおかげです。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
*このブログは毎日19時に更新されます
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