「不調」と割り切ることもポイントです② | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

前回は精神の不調が時期や体調と連動している可能性について書きました。

 

ちょっと語弊がありそうですが、極端な話

「心の問題じゃなくて身体(時期)の問題で調子が悪くなっている」

ということが意外とあるんです。

 

そういう時は、割り切りが大切です。

 

時期や身体の調子の影響で不調に陥っている時に、

誰かのせいにしたり、自分を責めたりしていると、解決方法が出せず傷だけが深くなっていきます。

 

「どうしてあの人はあんなことをいうんだろう」

「自分には罰が当たるんじゃないか」

「仕事がどんどん増えてイライラする」

 

そういうことを考えてしまうかもしれませんが、

特定の時期や条件の時に調子が悪くなるのなら、まずは

 

「仕方ないか!そういう時期になったんだな!」

 

と割り切ってあきらめてみます。

割り切ったりあきらめたりすると、「何かのせい」「自分が悪い」という気持ちが薄れて、

客観的に自分の不調を対処しやすくなります。

 

そして、自分の不調に自分で対処できるというのは、実は安定した自己肯定感につながります。

自分で自分に振り回される感覚は、知らない間に自信を奪っていくものだからです。

 

自分の不調に対して、

「これは時期的なものだな」

と判断し、

 

「心理療法を受けに行くのが早いな」

「寝る時間を早めたら良くなった気がする」

「マッサージで気分が楽になる」

「この時期はチョコレート食べない」

 

などの対処法を見つけ、自分で自分を助けられるようになることが

自分への信頼と安心につながって、精神全体の安定になっていきます。

 

自分で自分の対処法を見つけて話すクライアントさんは、どの方も皆さんとても楽しそうです。

 

カウンセリングに通っていない方、早いタイミングで卒業された方も、

自分の「苦手な時期」がないか、その時期に毎年どうなっているかを

記憶しておくと役立つかもしれません。

 

そういう時期を発見できたときは、思い切って割り切ってしまい、

客観的に自分を助ける方法を探してみることをおすすめします。

 

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