悩みの原因は意外なところから② | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

家族とのすれ違いによるゆがみが大きくなると、矛盾を抱えた悩みが発生することがあります。

 

でもそれは家族が悪いわけでも、本人が悪いわけでもない。

すれ違うのも、すれ違いをストレスに感じるのも当たり前。

 

問題なのは、根本の原因(や影響していること)と表面の悩みが違いすぎる(ことがある)、という点です。

 

 

普通の人は、

「きれい好きなのに部屋が片付けられない」という困りごとに対して、

 

・断捨離の本を読んだり

・アドバイザーを呼んでみたり

・発達障害を疑って自己診断したり

 

という手を打とうとします。

でも、「部屋が片付かない」原因が、もっと別の「何か」だった場合、いくらやってもなかなか改善しません。

 

 

カウンセリングに来る方で、「片付けられない」というお悩みを一番に話す方はほとんどいません。

大抵は「人間関係」や「生きづらさ」についてお話にいらっしゃいます。

 

でも、その「人間関係」や「生きづらさ」に対してカウンセリング(心理療法)をしているうちに、

 

「カウンセリングと関係があるのか分からないけど、実は片付けができるようになった」

 

とおっしゃる方がたくさんいます。

もちろん私が、クライアントさんにこっそり内緒で「片付けができるようになる心理療法」をした、ということではありません。

 

こういう方は、別な「何か」の結果として「片付けられない」状態になっていただけ、というワケです。

だから別の「何か」が解消されたら、結果である「片付けられない」もなくなった、というだけ。

 

 

「きれい好きなのに部屋が片付けられない」

「正義感が強いのに物を盗んだことがある」

 

など、自分でも首をかしげるような矛盾した悩みがある時は、まったく別のどこかに「答え」がある場合があります。

 

見つけられたら、生きやすさのレベルがぐっと上がるかも。

 

そしてこういう悩みは、カウンセラーにとってもクライアントさんの「ヒント」になったりすることが多いので、

気になっていることがある時はぜひ一度教えてくださいね。

 

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