昨日は、「カウンセリングの最終的な目標地点は、そもそも悩まなくなること」という話をしました。
(合ってるよね…?)
悩まなくてすむということは、
・不安が減るということ
・やるべきことができるようになるということ
・自分を責めたり、誰かを恨んだりしなくなるということ
・本当の意味で自由になるということ
です。
結果的に、前よりもいろんなことが少ない負担で出来るようになるので、自信のない人が「自信あったらこうなるはず」と思っていたことが叶う様になります。
これまで、カウンセリングやブログで「生きやすさ」という言葉を何度も書いてきたつもりなのですが、
「生きやすさ」の本質が何かというと、「捉われない」なんです。
自信がある・ない、自己肯定感が高い・低い。
そういうものに捉われ続けている間は、苦しみもすぐ近くにいる状態です。
私がやたら心理療法をやりたがるな、と思っているクライアントさんもいると思うのですが(笑)、
それも一応理由があって、「話し続けている間、悩み続けている間はその問題に捉われ続けてしまう」からなんです。
私の扱う心理療法はまさに「捉われない」ための心理療法です。
なので自信のない人が心理療法を受けて「みるみる自信が湧き出てきた!」ということはあまりありません。(笑)
「自信は出ないけど、自信がないという感覚が減った気がする」というラインからスタートして、
気が付くと「今までできなかったことができている」「悩まなくなった」となります。
なので私としては、苦しんでいる人ほどすぐ心理療法をおすすめしたくなるのですが(笑)
ただ「まずは苦しみをすべて吐き出さないと次に進もうという気力が出ない」という方が実際は多いですし、話を聞く中で新たに分かることはたくさんありますから、心理療法が気分じゃない時は、まずは思う存分お話ししてくださいね。
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