被害妄想とのいたちごっこを止める① | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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「被害妄想」というのは、「他人から攻撃される、被害に合うという妄想」の事です。

統合失調症の典型的な症状の一つとしても有名ですが、統合失調症の方の「被害妄想」は非現実的でスケールが大きかったりします。(だからこそ余計に理解されず苦しいのですが)

 

一方、もう少しスケールが小さくて、「現実的ではないけど、100%ありえないという程でもない」と周囲も思うような「被害妄想」であれば、統合失調症の方でなくても多くの人が経験しています。

 

例えば、

 

「職場でみんなに陰口を言われている気がする」

「服屋に入ると店員に自分の身なりを笑われている気がする」

「電車に乗ると、前のカップルが自分を馬鹿にしている気がする」

 

こんな恐怖感に身を包まれた経験をした人は、決して少なくないと思います。

その時、「現実なのか考えすぎなのか分からない」と思いませんでしたか?

 

そして、考えすぎだと思っていても、頭からそのイメージが離れなくてつらくなりませんか?

 

これもまた、被害妄想的である可能性があります。

特に、女子特有の「手は出さないがひそひそ悪口を言われる」系のいじめのターゲットにされたことがある女性はこうなりやすい傾向にありますね。

 

カウンセリングに来る方で、どこからどう見ても普通の方なのに、

「どこにいても笑われる気がするんです」

「見た目がおかしいから注目されるんです」

なんておっしゃる方には、おや?もしかして、と思います。

 

そしてたいてい、それらは「思い込み」で、過去のトラウマや境遇に原因があったりします。

 

続きます

 

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