日曜日ですね。
みなさんどのようにお過ごしでしたか?
お盆休みも今日でおしまいという方も多いかと思います。
リフレッシュして明日から頑張ろう!という気持ちの方もいらっしゃれば、
明日から仕事がいやで落ち込んでいらっしゃる方もいるかもしれません。
最近、発達障害やADHDといった言葉が広く一般的にも認知されるようになりました。
SNSやネット上でも、当事者の実体験の漫画が公開されていたり、特徴や対策に関する情報がたくさんあるようです。
そのためか、
「発達障害だと思うんですが…」
「もしかして発達障害だからうまくいかないのかな…」
と、来談時に既に発達障害の疑いをもっていらっしゃるクライアントさんが以前よりも増えた気がします。
ネット上での情報収集の利点は、なんといっても「当事者の言葉を見聞きできる」という点かもしれません。
実際にやってよかった対処法を具体的に知ることができたり、
困りごとの体験談を読むことで「私も同じだ!」と思ったりすることができます。
ただ、「発達のかたより」というものはほとんどの人にあるものなので(それを個性とも言います)、程度の差はあれど、当事者の困りごとをたくさん読んでいると何かしら当てはまってしまう部分があるというのも事実です。
そして困っている人というのは、もれなくそういう情報が目につきやすくなります。
つまり、何か困っていたり悩んでしまっている人ほど、「私は発達障害かも」と思いやすくなってしまう部分があるわけです。
もちろん実際に発達障害(とまではいかなくても、その傾向がある)である場合もありますし、
そういう情報の対処法を探して対処していくのは良いことなのですが、診断を受けていない状態で、
『私は発達障害なんだ』
と思い込みすぎるのはあまりよくないかもしれません。
なぜなら
過度のストレスやトラウマ、幼少時の育成環境(主に愛情の部分)によって、発達障害様の状態になってしまっているだけかもしれないからです。
次回に続きます。
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