匿名でお願いします。
僕が社会人になった時の事です。
人間関係が全くうまくいかず、同期から孤立してしまった僕は、
入社して3日経った時点で既に会社を辞めたくなっていました。
そこで、カウンセリングルームまきびへ駆け込みました。
周囲の人間が自分を理解してくれない!興味すら持ってもらえない!
そんなことを相談しました。
すると佐々木さんは、周囲の人間をよく観察してごらんと助言してくれました。
それと、できる限り親切でありなさいという助言もくれました。
僕は、その通りに過ごしてみる事に決めました。
そうして、得られた気づきが主に二つありました。
一つは、僕は他人の気持ちを理解しようとしていなかったという事です。
私の言動は全て自分本位のものでした。
これまで、他人の気持ちを考えた発言というのはあまりしてきませんでした。
他人にも自分と同じく気持ちがあるのだ、
という本当に当たり前な考え方が、僕には欠けていたのです。
周囲の人間を観察したときに、親切な人の元には人が集まってきている
という事を発見しました。
そこから得られた気づきです。
僕はできる限り他人の気持ちを考えようと思いました。
二つ目は、人に優しくすると優しくしてもらえる事です。
佐々木さんの助言通り、親切であろうと頑張りはしました。
ですが私はそもそもが口下手なので、
うまく人に優しくできたとは言えませんでした。
しかし不思議なことに、行動そのものに失敗しても、
人に優しくしようとした結果の失敗であれば責められることはほぼありませんでした。
それどころか、周囲の人が私にも親切にしてくれるようになったのです。
いい意味で軽くショックでした。
さて、結果的に私はどうなったのかというと・・・。
入社後2週間で仲の良い同期ができて、出社することが楽しみになりました。
佐々木さんは僕の相談内容から、
僕が抱える問題の中心をちゃんと見抜いてくれていました。
「周囲の人間を観察せよ」といった遠回りな助言は、
自分で見て聞いて気づいた方がより実感できるだろう。
そして実感すれば、自ら進んで自分を変えようとするだろうと、
そう考えてくれていたのではないかと思います。
問題の原因を直接的に教えるのではなく、
自分で問題に気付くための方法をそれとなく教えてくれていたのです。
このカウンセリングはなんかすげえな、と思いました。
カウンセリングルームまきびに駆け込んでよかった。
これから先も、何かで困ったらまた来ようと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
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