ドラックストアに行ってみると
いろんなものが売り切れてましたね。
震災以来、久しぶりの光景です。
紙類の件はそれでマスクの代用ができるからとか
そんなデマ話から始まったと聞いています。
まだ全部、読んでないですが、
内田樹さんの
『サル化する世界』で
「今さえよければそれでいい」
という言葉が浮かびます。
これと我慢しない社会にもなってきたなと
思うんですね。
我慢するのがわるいこと、
自分の思い通りにいくことがいいことで
自分の思い通りにいかないとさわぐ。
全体的にサル化、幼児化してしまったように
思います。
誰かが勝手をすると誰かにしわよせがいくから
みんなそれぞれ譲ったり、妥協したり、
我慢しながら、よりよい社会を気づいていく。
一人が幸せで他の人が不幸せな社会より
地味だけど、全体がほどほどに幸せな社会を目指す。
とか思うと内田さんの『気まずい共生』にも
納得がいく。(まだこの部分は読めてない)。
内田さんが時間意識がもてるかどうか、
というお話しもされていたが、
今と未来があると考えると
また助け合うことがある、
役に立ってもらうことがある
と考えれば、今の我慢もそれほどわるいものでもない。
本人が気づいてないところで
裏から助けられてると気づかない
今以外にこれからもあると考えられない
のはとてもかなしいことですね。
思うように手を差し伸べてもらえるのと
そうでない人の違いは
単純にどれだけ人を助けようとしていたか
だったりすることに気づいてもらうと
周りに人が集まり、助け合いがうまれ、
安心した生活を送れる。
自分のやりたいことがどうこうではない、
安心した生活、その上にある誰かのためが
ひいては自分のためになる生き方の集まり。
それを目指したいものですね。
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