仙台市在住 匿名
佐々木智章 先生
いつもお世話になっております。
先生のブログのクライアント感想を読んでいて、もしよかったら私の感想も載せてほしいと思って書きました。先生にお伝えしたことがないことも書いているのですが、よかったら載せてください。長かったら短くしてもらっても大丈夫です。
先生のクライアントになってから、わたしは一つ大きく成長できたと思っていることがあります。
それは、「カウンセリングを受け続けることができている」ことです。
今まで、どこで何をしていても、とにかく周りが怖くて、いつも嫌われているような気がして、逃げてしまう生活を繰り返していました。
学校も、バイトも、習い事も、病院も、電車もバスも、全部怖かったです。怖いという感覚を分かってもらえずに変な目でみられたり、怒られたりすることも恐ろしかったと思います。
本当のことをいうと、先生と初めて会った時も、先生がとても怖かった記憶があります。失礼なのを承知で書きますが、先生は白衣を着ていて、私が苦手だった歯医者の先生のような雰囲気がありました。
この人は話を聞いてくれないような気がする、きついことを言われるような気がする、「努力が足りない」と言われる気がする…そんな不安でいっぱいになって、本当に怖かったのを覚えています(先生以外の人に対してもそうなるので誤解しないでください)。
でも、わたしを見た先生がすぐ、「○○さんは(私です)すごく緊張しているようだけど、いつもそうなの?それじゃ毎日相当しんどいでしょう」と言ってくれました。
そういう風に言ってくれた人は初めてで、私にとってはとても衝撃的でした。“毎日苦しい、でも私が自分に甘いのかもしれない”と思っていたから耐えていたことを、こんなにあっさりわかってもらえるなんて…と、びっくりしました。
先生は私の今の状態を分かりやすく図解してくれて、次来るかどうかも私が決めていいと言ってくれました。カウンセリングが終わるころには緊張と不安で疲れ切っていましたが、また来てみようと前向きに思うことができました。
そこから、先生に話を聞いていただいたり、苦しい時の対処法を学んだり、心理療法を受けてみたり、本当にあらゆる面からサポートしていただいて、いまカウンセリング2年目に突入しています。
この前、先生に「カウンセリングは続いているね」と言われてはっとしました。ほとんど全てのことが半年もたなかった私が、当たり前のように1年以上カウンセリングに通い続けているなんて、奇跡のようです。
これまで先生と一緒に、自分の考えを整理して、いろいろな方法を試してきたおかげで、電車やバスに乗るときの恐怖感は少なくなりました。
怖い時に、先生には「怖い」と言えるようになりました。バイトの求人情報誌を開いて読めるようになりました。先生に私の文章を褒めてもらったことで、今日この感想を書こうと思うことができました。
なにより先生に指摘された、「自分の失敗ばかり見て、出来るようになったことを自分で認めない癖」を意識したら、“この1年間まきびに来るために月に2回外出し続けた”という自分の大きすぎる成長に気づきました。
私はきっと、とても進歩の遅いクライアントだと思います。
多分たくさん迷惑をかけていると思います。
でも、私の歩みのスピードに先生は合わせてくださって、私の恐怖感を感じ取っては立ち止まってくださいました。
先生だったから、続けられたと思います。
来年には、長期のアルバイトができるようになりたいです。先生、これからもどうぞよろしくお願いします。
*このブログは毎日19時に更新されます
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