イネイブラー:最大の難関 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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イネイブラー:最大の難関

久しぶりにイネイブラーについて書きます。

インターネットゲーム障害
イネイブラーに注意
イネイブラーの自覚と治療
イネイブラーの特徴
依存対象について:イネイブラーを知る前に
イネイブラーの世話焼き行動の具体例
イネイブラーは自覚が難しい①
イネイブラーは自覚が難しい②
イネイブラーは自覚が難しい③
イネイブラーへのカウンセリング・スタートライン
イネイブラーはよけたり、隠すのがうまい
依存者に愛情は通じるか?
イネイブラーの問題点①
イネイブラーの問題点②

というように連続でブログに掲載していました。

わかっていただきたいのは現在イネイブリングをしてしまうことを悪いと言っているわけでも、イネイブラーを差別しているわけでも、ましてや責めているわけでもありません。

家族や友人、恋人との未来のために「今」を変えていきましょう、と伝えたいのです。

そして「今」を変化させるには「イネイブリング」に気づき、それを改善していく必要があるのです。

イネイブラー当人にだけ、問題があるわけではありません。イネイブラーの場合は大抵両親や祖父母もイネイブラーだったりします。単純に家族の生き方を真似てしまったに過ぎません。そうするとさかのぼっていけば、誰から始まったかなんて段々どうでもよくなってきませんか?

癒されるべきはイネイブラーであり、そのパートナーであり、その二人の現在であり、未来なのです。

しかし、自分のせいで子供や配偶者、恋人がこうなった、と思われるのをイネイブラーはどうしても隠したくなってしまうので専門家のところに行きたがりません。

ここが問題を解決する最初にして最大の難関だと思います。


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