子供時代のお正月 | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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1955年頃の小学校の一月一日は全校登校日。家から丸餅をいくつか持っていく決まりで、施設かどこかに寄付するのだったような気がする。

女の先生はきれいな着物に袴姿、今の卒業式の装いだった。



元旦の朝は座敷で食事だった。その日だけ叔父は着物を着て床の間の前に座り、箸袋に家族10~12人の名前を書いていた。

普段は隙間だらけの台所の板の間での食事だったから、正月は特別な日という感じがすごくした。

そして今気がついたが、お年玉はなかった。そんな余裕は大人たちにはなかったのだろう。私は、お年玉をもらったことがなかったのね~・・・



高校生頃になると、とっくに元旦の登校日はなくなっていた。

叔父の家を出て、我が家族3人は親戚の長屋に住んでいた。

そして母の若かりし頃の着物を着て、橿原神宮、三輪神社、春日大社と初詣のはしごをした。

三が日はこの三社を巡るバスがあり、どこのお社も物凄い人出。

たいていの年は橿原神宮だけで、神宮の門の前に掲げられたその年の干支が描かれた大きな絵馬の前で写真を写すのが恒例だった。

これは、結婚するまで続いたなぁ。


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