『妄想』って意外と身近にあるよね? | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

開設から18年。不安感・対人関係・恋愛・トラウマについて小さなご相談から改善に向けた専門的な分析・心理療法によるカウンセリングまで幅広く承ります。仙台駅前パルコ2から徒歩1分のビル内にある看板のないカウンセリングルームです。Zoom、スカイプ、お電話でも承ります。

*このブログは毎日19時に更新されます*

カウンセリングルームまきびHP:予約方法

年末ですね~。

ここ数か月、『妄想』をテーマに書いておりますが、みなさんから「昨日のブログは私のことですよね?」と毎日数人に聞かれます。

カウンセリングに来られていない方で仕事の付き合いのある方からも「私も思い当たるところがあるんですよ。カウンセリングに行ってみたほうがいいですかね?」と言われることもあります。

これだけ多くの皆さんが自分のことではないとか?と思うほど、『妄想』、もしくは『妄想』の可能性が身近に存在するのです。

敏感な方は自分もしくは周りの人が話している内容が『妄想』ではないか?と意識的、無意識的に気づいて相談しに来られます。

ただ実際には『現実』と『妄想』の区別というのは非常に難しいです。

なぜなら『妄想』を話している本人はそれが『妄想』であると気づいていないので、『現実』の話と同じように話をします。だから区別がつきにくい。
(もちろん頭の中で勝手にでてくる考えとして、『妄想』と距離がとれている人もいます)

このことを野球のピッチャーに置き換えるとストレートとフォークを全く同じフォームで投げるようなもので、バッターはほぼ区別がつかない、ということになります。

ですから生育歴、家族歴を詳細にお聞きし、なるべく多くの背景知識を仕入れた上で判断していくことになります。


(あくまで個人で勉強、情報収集した上での見解にすぎませんのでご了承ください)



*このブログは毎日19時に更新されます*