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双子が生まれて3か月過ぎたころ、夫の東京出張について行って、社宅で仲の良かったMさん宅に泊まることになった。
その早朝は雨が降り出した。「お前は本当に行く気か!子供になんかあったらおまえのせいだぞ!」夫は怒りながらも返事をしない私のために車に布団を敷いた。たぶん車はホンダアコード。後ろの座席を倒して敷いた布団に4人の子供を寝かせた。
今考えれば無謀、でもその時は必死だった。彼女に会いたい!彼女と話したい!それだけだった。
3DKの社宅に5人が押し掛け2泊。よくご主人も迎えてくださったこと!感謝以外の何物でもない。社宅にいたのはたった10ヶ月なのに…
彼女には甘えぱなしだった。つわりの時には甘ったれの長女を一ヶ月も預かってもらった。
まさか双子とは思いもせず、眠り込んでいるとき以外はつわりがきつくてきつくて、ご飯が炊ける匂いにもむせ返り、人間24時間眠ることはできないのか~と恨めしかった。
長女は彼女の息子と同い年でいつのまにかご学友にしてもらい、習字の先生の彼女から読み書きも教えられていた。そして長女がいつの間にか下の3人に教えていた。
女の子が欲しかったと言う彼女は、長女をとてもかわいがってくれた。
それでも、息子が幼稚園に通ってるのに、他人の子が昼間家にいるのはほんとに大変だったはず…
双子が2歳半の頃、家を買ったと言うので5人でまた押しかけた。3泊のつもりが、私が風邪をひいてしまい1週間の長居をした。
この他にも甘えた人は数知れず。
人に甘えることができたおかげで、育児ノイローゼに陥らずにこれたと思う。
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