『自分らしさ』の考察⑩ | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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『自分らしさ』とは比較対象になる要素の集合ではなく、本人から言葉で説明できない自然と発せられる『何か』である、というお話をさせていただきましたね。

そして『自分らしさ』を求めることはできない。なぜなら自然にでてくるものだから。比較対象になる要素の追及は違う服を着ることになる程度かもしれません。中身の生身の本人は同じになるのかなと。

それでも人はないものねだりをする、のか?

人が今の自分であるのが嫌な時=人生がつらいとき、苦しいとき、ですよね。

つまり自分が嫌なのではなく、苦しいから嫌なのです。ということはその苦しさから解放されれば、あなたは『自分らしさ』を考える必要はなくなるかもしれません。

そんなときに本来の自然なあなたが、あなたが気づきもしないところで、より明確に浮かび上がってくるのではないでしょうか?

本来の自然なあなたが浮かび上がってくる、そのときにあなたは『自分らしさ』について考えることもなくなり、『人生って何だろう?』『人間って何だろう?』ということを考えることもなく、生活に、人生に溶け込んでいるかもしれません。

そう、考える必要がなく、流れている。そしてそれに気づかない、つまり気楽である。

そのためのお手伝いができれば、と思っています。


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