『自分らしさ』の考察④ | 仙台駅前にあるカウンセリングルーム まきび

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ここ三回で『自分らしさ』とは要素の集合体(個性的な服装をしている、サッカーができる、絵がうまい)ではないということがわかりました。

比較対象になる要素、つまり人と違う個性的な服装、スキーが上手い、性格がやさしい、考え方が変わっている、などは必ずその要素を持っている他人がいて、『自分らしさ』が誰かとかぶってしまい、さらには自分より上がいて、『自分らしさ』を信じられなくなりそうです。言い方を変えるとアイデンティティの枠が危うくなります。

もちろん、強引に理屈をつけて他人は関係ない、これが『自分らしさ』だ!と思い込もうとする人もいます。しかし自分と同じタイプの人、自分よりうまく物事ができる人などがいて、そのような壁に当たった時に『自分らしさ』って何?自分なんかいなくても変わりはいくらでもいる、などと考えてしまいがちですよね。

つまり『自分らしさ』だと思っていたものが壁にぶち当たるとき、劣等感を抱える場合があります。

よく思春期の青年たちがこれに悩みますよね。

そして私だけの『自分らしさ』って一体なんなのでしょうか?


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