お世話になっております。
4年OMFの長谷坂晴です。
まず初めに平素より千葉大学男子ラクロス部に関わって下さっているコーチ、OBOGの皆様、保護者の皆様、全ての関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。
皆様のサポートのおかげで、恵まれた環境でラクロスをすることができ、今の千葉大学男子ラクロス部、そして今の自分がいます。本当に多大なるご支援をありがとうございました。
2部残留という皆様の期待に添えない結果となり、大変申し訳ございませんでした。
自身もOBの一員になりましたが、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
さて引退ブログをこれから書くわけですが、文章力のなく、文章を読み書きするのが人一倍苦手な私ですが、お時間ありましたら読んでいただけると幸いです。
何を書くのか迷いましたが、以下の3点について話します。
1.ラクロス部という環境のありがたさ
2.意味を成す
3.大感謝
1.ラクロス部という環境のありがたさ
引退して、アラームをかけずに寝れる幸せに浸る一方、心の中に穴が空いたような、何かが欠けたような無気力症候群のような状態になりました。そこでこの環境のありがたさを力強く実感するのです。
自分は残念ながら、何もない場所から自分で道を見つけ出し、勝手にストイックになれるような立派な人間ではありません。もしこの部活に入ってなかったらと考えると、ただの堕落した遊んでるだけの学生生活で終わっていたと思います。それもまた別の成長があるかもしれませんが、所属していることで目標や成長、やらなければならないことが明確に見えたり、常に身近に仲間でもありライバルでもある競争相手のいる環境があるこのラクロス部という組織は得難い環境だと思います。そんな環境にいる26シーズンのスタートを切った後輩たちが少し羨ましいのです。
人は大抵のことは終わってから、経験してから気づきます。『ああすればよかった』、『あの時こうしてれば』と。振り返ると僕の4年間もそういう連続だった気がします。後悔しないようにとかありますが、どれだけ頑張っても考えれば考える程後悔はどうせします。ただその後悔の次元を、質を高めてください。この一生にもう来ないかもしれない自分を成長させれる時間。自分から厳しい環境に積極的に飛び込むのが苦手な人ほど、この競争環境にいるうちに思う存分やり切ってください。『もっとやれたはずだ』という後悔より『やり切った上での後悔』の方がその後の人生にとって価値があるはずです。
偉そうに語りましたが、少しでもみんなが頑張るきっかけになったら嬉しいです。
2.意味を成す
この4年間で一番マインドセットとして変わった部分はこの『意味を成す』ということです。これは簡単にいうと、どんなことにも自分の中に『目的』や『意図』、『期待』、『ルール』を取り入れるということです。例えば、「筋トレがキツい」「重量に追われるのが楽しくない」という時。 そんな時は、「ボディメイクのため」とか、「必ず2日に1回行くという自分との約束を守るため」とか、「ここで行けば劇的に上手くなるかもという期待」とか、何でもいいので理由をでっち上げます。 本来の目的は「ラクロスのフィジカル強化」ですが、ラクロスのモチベーションが落ちている時は、それだけじゃ動けません。僕はそれでラクロスへも活きはしましたが必要以上に見た目の為に腕トレをしました笑。ジムや自主練に行く行かない、苦手や嫌いなメニュー、本当に必要か考えてしまうミーティング。その全てにおいて『何のためにするのか』を自分の中で定義するのです。生活での数ある選択や取り組みの全てにこのマインドセットは役立ちます。
ただ、何故?何のために?どこに向かっているのか。突き詰めると、その答えは『自分に誇れる自分になる為』です。
これはあくまでも自分の場合ですが、ほとんどの自身の言動の根幹は自分自身にベクトルが向いていると思います。甘えずに本気で取り組む自分、ストイックに頑張る自分、人に少しでも認められたい自分、誰よりも活躍している自分、そういった自分でありたいという気持ちが根幹にあります。シュー練をたくさんして研究したのも、ストイックかつ人に認められ、活躍する自分になるために、シュートで価値を見出そうとし、誰よりも自分の中で感覚やフォームを研究しました。
自身を奮い立たせる方法は何でも良いのです。時にはそれが自身への厳しさだけでなく、少しくらいは甘さであっても良い。ただ自身の根幹に『自分に誇れる自分』という芯があれば。きっと嫌なこと、辛いことを乗り越え、自分を強く成長させてくれると思います。
ここまで偉そうに語りましたが、同じ立場で僕が読んでもふーんとしか感じないと思います。ただ少し頭の片隅にでも覚えてくれるとうれしいです。本題は次の大感謝です。
3.大感謝
•お父さんお母さん
4年間ラクロスを続けさせてくれてありがとう。突然電話でラクロスはじめたいと言ってからずっと今の今まで前向きに応援してくれて、金銭面でもたくさんサポートありがとう。今年は全試合わざわざ兵庫から来て、忙しいのに負けた試合も落ち込んでる時も励ましてくれてありがとう。そんな表には出さないけど本当はピュアで子供想いな父と寂しがりで誰よりも優しい母でよかったです。これからは自立して…なんては言えないのでもう少し甘い蜜を吸わせていただきます笑。ありがとう。
•後輩
一部という舞台を残してあげられなくて本当に申し訳ない。最後の試合、俺がセットプレーで決めてたらと何度も考えました。ただ、不甲斐ない先輩だったとは思うけど、来年こそしゅうとが引っ張って一部昇格してくれると信じています。OBとして出来ることは何でもします。下シューくらいなら教えれます。26シーズンが不安という声がありましたが、みんな個性のあるタレント揃いです。本当に期待してます。
•同期
とにかく楽しかった。きつくて悩んでる時の続ける理由の多くは同期だったと思う。ありがたいことに来年も暇人の多い同期なので、たくさん遊んで飲み行ったりしよう。企画一つもたてずに誘われ待ちのねおを筆頭とした奴、あとみんなで飲みの集合時間に全員遅刻する心理戦始めるのやめましょう。
4年間ありがとう。
長々と書きましたが読んでいただいてありがとうございます。ラクロス部をふくめ自身に関わってくださった全ての方々に感謝でいっぱいです。4年間本当にありがとうございました。
31期 4年 MF #1 長谷坂晴
