部活を続ける理由 | 千葉大学男子ラクロス部

千葉大学男子ラクロス部

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コーチ、保護者、OB、OG並びに千葉大学男子ラクロス部に関わってくださった皆様、ご支援、ご声援本当にありがとうございました。26シーズンも変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。




いつもブログに書くことで悩んだことはあまりなくて、その時その時でみんなに伝えたかったことや自分の気持ちを書いてきた私ですが、期限当日になっても話したいことがまとまらなくて焦っているどころではありません。あんまり長いとみんな読んでくれないので困ります。




前のブログでも少し話しましたが、私は新歓でグラウンドにきた初日にラクロス部への入部を決めました。その日は体験会で、ラクロスという競技をほとんど知らない状態で入った身なので、当時から私の中の頑張る原動力は"誰かのため"だったように思います。(もちろんラクロスも大好きでした)




千葉大学男子ラクロス部はそういう人多いんじゃないかなと常々感じています。新歓の時からラクロスにハマっている人は一握りでほとんどの人は雰囲気がよかったとか先輩がキラキラしてたとか。わたしもそうだったし。
ただ、それゆえに常にみんなに付きまとう問題は"モチベーションをどう維持するか"で、4年間を通して1番身近で1番怖い問題でもありました。そのことについて少し話そうかなと思います。




モチベーションというものはあるときは自分でもやばいと思うくらい意欲的に自主練できたり、勉強できたりしますが、ないときはやめようかなと思う時すらある諸刃の剣みたいなもので、"自分では制御できなさそうなもの"として考えてました。




それを4年のリーグ戦前になって言語化する機会に恵まれました。自分が活動してきた中で記憶に残っている場面。そこがなぜ記憶に残っているのか、そこでなにを強く思ったのか、なぜそう思ったのか。ありえないほど自分の記憶を深掘りした先には"私が部活を続けたい理由"がありました。




全部を話すと少し恥ずかしいので結論のとこだけ話すと、わたしの記憶に残っている場面での感情が大きく揺れた原因は全て先輩、同期、後輩に限らず男子ラクロス部の誰かがわたしに対して何かをぶつけてくれた時でした。期待、喜び、悔しい気持ち、疑問、怒り、いろんなものがあります。(物ではありません。)




みんながわたしにぶつけてくれた気持ちは必ずしもいいものだけとは限らなかったのですが、ここで大事なのは"好きの反対は嫌いじゃなくて無関心"だということです。どんな感情を向けられたところで、それはその人の関心が自分に向いている、自分のことを思って言ってくれたということです。あまりにもポジティブだとまりなに言われそうですが、そこがわたしのいいところです。




つまりわたしが言いたいのは、"わたしに対して何かしてくれようとした人や団体"つまり先輩、後輩、同期、千葉大学男子ラクロス部をわたしが喜ばせたい、これがわたしの原動力でした。




みんなも今度グループワークみたいなのでやってみてください。モチベーションの眠る場所は人によって違うけど、そこさえわかればやるべきことがブレることは少なくなる。あと、わたしの場合はですが、原動力を自覚したらいつもよりみんなのことを少しだけ好きになりました。わたしが単純なだけかもしれませんが、モチベーションの起源を理解するだけじゃないメリットがあるかもしれません。




みんなは本当にたくさんの可能性を秘めています。ムラっけがあるだけで。頑張って。一部昇格した姿見せてください。




そんなこんなで結局長々としてしまいましたが、最後に。




ゆい、まず3年にも2年にもゆいしかいない状態にしてごめん。やっぱり1番心配です。ゆいはわたしと似ていて1つこれって思うことがあれば突っ走るところがあるし、なのに打たれ弱いところがあるから。これからは今まで以上に全体を見ることと周りに助けを求めることとを忘れないでね。ゆいの学年でこれを求めるのはやっぱり酷だけど、ゆいも自覚してる通りゆいが頼れる人はたくさんいるからそこも信じてやってみてください。1人じゃないよ。ここもいるので助けが必要になったら呼んでね。




保護者の皆様、日頃より応援いただき本当にありがとうございました。31期の保護者の皆様は特にわたしのことを娘みたいにここって呼んでくれたり、勝ったら一緒に喜んでくれて、プレイヤーには私たち以上に一緒にむかついてくれて、負けたら優しく励ましてくれて、プレイヤーのことをたくさんたくさん考えてくれて、本当に大きな心の支えになっていました。最終戦の後一緒に喜びたかったです。本当に大きなご支援、ご声援ありがとうございました。今後とも千葉大学男子ラクロス部の応援をよろしくお願い致します。




同期のみんな。わたしは結構なあほだったのでたくさん迷惑をかけたし、不安にさせることも多かったと思う。ごめん。最後の試合の日、ベンチのいちばん後ろにいて、みんなの背中が本当に頼もしかった。みんながいたからしんどい時もやらなきゃって思えたし、みんなとだから一部を本気で目指せてた。実は、誰かに紹介する時、みんなのことを友達って呼んだことないです。友達とは違う、仲間と呼べる存在が人生で初めてできて、嬉しいって言葉が安っぽく感じるほどみんなとの関係が大切でした。4年になってからはあんまり飲みに行けなかったからたくさん行こうね。今までありがとう。これからもよろしくね。




あゆむ、たくさん伝えたいことがあるけど、あえてひとつだけ。とても信頼できる、突き抜けた、最高の主将でした。ほんとうにほんとうにほんとうにありがとう。




わたしはこの4年間が本当に幸せでした。この4年間と千葉大学男子ラクロス部はわたしのいちばんの宝物です。




今までの4年間関わってくださったすべての方に感謝致します。




31期 4年TR 水口瑚子