「頑張る」 | 千葉大学男子ラクロス部

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「頑張る」――たった三文字で表せるこの言葉は、短くて簡単に使える言葉だけど、実はとても奥深い言葉だと思う。




どこまでが「頑張る」なのか、その基準は完全に自分の中にあると思っている。
他人と比較すべきものではなく、自分との勝負。
どれだけ高い視座を持ち、努力していたとしても、果たして今の自分は本当に「頑張っている」と言えるのか。昨日の自分、少し前の自分と比較して、今の自分は成長しているか、前に進んでいるのか。それが「頑張る」と言える行動なのかどうかは、本当に難しい。




自分にどこまで厳しくできるか。求めれば求めるほど、それが「頑張った」と言えるのかどうか、自分でもわからなくなることがある。




大学受験で浪人していた時に読んだ『宇宙兄弟』11巻の、南波六太の言葉を今でも忘れられない。




「俺の敵はだいたい俺です。」




まさにその通りだと思う。
朝、目覚ましが鳴った時、止めて寝てしまうのか、それとも頑張って起きるのか。朝練から全力で声を出せるか、妥協してしまうのか。目の前のGBを仲間に任せるのか、自分で拾おうとするのか。ジムに行こうと思って終わるのか、本当に行くのか。




ラクロス部は、こういう「自分との戦い」に何度も直面する。他のどの団体よりも、自分自身と戦っている時間が多いと思う。
実際、自分もこの4年間、何度も「甘え」とぶつかった。恥ずかしながら、3年生までは自分に対して妥協していた部分が多かったと正直に思う。




だからこそ、今シーズンは絶対に妥協したくない。みっともない自分から脱却したい。本気で「頑張りたい」と思っている。朝、誰よりもアップから声を出す。小さな選択の積み重ねで、自分に負けない自分をつくっていく。




SPARKしていくためには、まず自分自身に負けないこと。それを自分は徹したい。




最後の最後まで出し切って、大好きな同期や後輩と、心から笑って勝利を分かち合いたい。
それだけです。やるのみ。




31期 4年 FO 小早川悠機